本日は久々のお休みをいただいたので、院長ならびに勤務歯科医師、スタッフで、口腔がんの勉強会にいってまいりました。院長はか何度も参加されていますが、スタッフと一緒に勉強できる貴重な時間となりました。
ほんの少しだけですが一部現状をお伝えさせていただきます。
国立がんセンターの報告では
2017年 口腔・咽頭がん 22800人の罹患
2007年 14160人
ここ10年で6000人以上の増加あり
2017年 死亡者数 約7700人
発生部位 ・・・・ 舌、歯肉、頬粘膜、口底、口蓋、咽頭、・・・・など
死亡率 46.1%(米国では19.1%)
この米国と日本の死亡率の大きな差には、検診率が影響しています。
日本での口腔がんの検診率は わずか 3.5%といわれています。
アメリカやスウェーデンでは70~80%の検診率となっており半年に一度検診が義務化になっているのが現状です。
早期発見、早期治療が死亡率に大きく影響します。
もう少し詳しく知りたいかたは
口腔がん撲滅委員会 ←こちらのホームページから検索していただくともう少し情報が入手できます。
一宮たなばた歯科医院では、早期発見の補助として、蛍光観察装置の診断補助ツールも導入させていただいております。(確定診断は紹介先の高度医療機関の口腔外科等になります)
一宮たなばた歯科医院では、少しでも地域の皆様のお役に立てればとスタッフ一同、日々勉強しながら歩んでいきたいと思います。